すぎやま– Author –
店主のすぎやまです。
僕は、武蔵野美術大学 建築学科卒後、家具メーカーにて家具の商品開発や設計の仕事に従事して来ました。その後、福祉業界に転職します。
家具メーカーでは、「モノ」と向き合い、福祉業界では「ヒト」と向き合って来ました。
僕は、良いデザインは、思想・設計・意匠」が有機的に融合していると感じます。
また、そのことは、ヒトの行動にも同じことが言えるのではないかと考えるようになりました。
特に、行動を継続するためには、なぜそうするのか?という意思(思想)とやり易い仕組み(設計)が必要です。
その結果として、行為そのものに充足感が得られ、所作が美しくなる(意匠)と考えるようになりました。
『凛筆』は、万年筆という「道具」と、習慣化の「仕組み」を使って、あなたの毎日を美しく整える(デザインする)ための場所です。
13,000文字に込めた、僕のこれまでの経歴と「店を始めた本当の理由」をぜひご一読ください。
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思想・設計・意匠
なぜ凛筆はブルーブラック一色なのか?「選ばない」ためのインクの思想
料理が好きな人なら、わかってもらえると思うんだが、いろんな料理をしていると、気づいたら調味料が増えていく。 気がつけば、棚がずらりと調味料で埋まっていた。 でも、塩だけで味付けした料理が、妙に旨かったりすることがある。 素材そのものの味が、... -
思想・設計・意匠
万年筆の「ハート穴」とは?その役割から考える、しなやかに折れない設計
万年筆のペン先に開いている小さな穴は「ハート穴」と呼ばれる。 ハート型だけでなく、丸型などさまざまな形があり、単なる装飾ではない。 スリット終端への応力集中を和らげ、ペン先の弾力にも関わる構造の一つだ。 また、人間関係というのは、摩擦だと思... -
思想・設計・意匠
万年筆のペン先は金とステンレスどちらがいい?「育つ」という価値とは?
はっきり言って、金ペンとステンレスペンのどちらが優れているとは一概に言えない。 価格を抑えたい人や、硬めで安定した書き味を好む人にはステンレスを選びやすい。 一方、ペン先の弾力やしなやかな筆記感を楽しみたいなら、金ペンは有力な選択肢になる... -
思想・設計・意匠
万年筆の細字(F)と中字(M)はどう選ぶ?用途と書き味、気分で使い分ける
万年筆のペン先には、字幅というものがある。 EF(極細)、F(細字)、M(中字)、B(太字)。 そのため、どれを選べばいいか迷うだろう。 結論から言えば、小さな手帳や細かな文字を書くならEF(極細)やF(細字)、 ノートや手紙など幅広く使うならM(中... -
思想・設計・意匠
万年筆の「毛細管現象」とは?インクが流れる仕組みと、力まず書ける理由
万年筆は、強く紙に押しつけなくてもインクが流れ、文字を書くことができる。 その仕組みを支えているのが「毛細管現象」だ。 ペン芯に設けられた非常に細いインク溝を通ってインクはペン先まで運ばれる。 そして、紙に触れると紙の繊維の細かな隙間にも、... -
万年筆
万年筆の構造と仕組み|書きやすさを生む「設計思想」
万年筆はどんな構造?まず知っておきたい基本パーツ 万年筆は、ペン先、ペン芯、胴軸、キャップ、インク供給機構などから成り立つ筆記具だ。 インクを強く押し出さなくても書ける。 それは、毛細管現象と空気の交換を利用しているからだ。 必要な量のイン... -
レビュー
「56年の執念をノックする。元設計士の人生を変えた」~キャップレスLSに込められら想い~
家のチャイムが鳴り、急いで玄関に向かった。 ヤマト運輸の配達員は、荷物に書かれている名前と住所を確認すると、足早に去っていった。 まぁ、ヤマトの配達員は、中身が何かも知らないし、そんなことに興味はないだろう。 ただ、荷物を書かれた住所に届け...
